GROUP INFORMATION部門情報
GROUP 01デイリー部
生産管理(搾乳・牛群)
大型の搾乳施設(25頭ダブルのパラレルパーラー2基)により24時間稼働し、一度に100頭、1時間に約400頭の搾乳をしています。
北海道のホクレン家畜市場から導入した初妊牛は
栃木牧場の集出荷施設でワクチン接種や耳標装着などの導入処置を行い牛舎へ移動します。
搾乳および乾乳舎は計37棟にのぼり、多くのホルスタイン種を飼育しています。
牛群管理システムはU-motion®を使用し、蓄積した牛個々のコンディション、
飼養データに基づき適正な群管理を行う事で作業効率向上を実現しています。
また生乳増産や元気な仔牛が産まれるように品質面においても日々努めています。
繁殖管理
ホルスタイン種に厳選した黒毛和種の人工授精を施し、交雑種生産を行っています。
また受精卵移植にも積極的に取り組み、付加価値の高い黒毛和種生産も行っています。
繁殖作業で牛になるべくストレスを与えないように、牛舎内温度や湿度管理など、設備面での工夫にも取り組み、より多くの仔牛を生産できるように努めています。
哺育育成管理
栃木牧場で産まれた仔牛はスモール舎のハッチと自動哺育機でおよそ2ヶ月齢まで哺育されます。その間特に衛生管理面では防疫体制を強化し、疾病予防に努めています。
栃木牧場では毎月多くの仔牛が産まれますが、作業効率を高めるために自動哺育装置を導入し多頭規模哺育を行っている事も特徴の一つです。
離乳後は育成牛舎へ移動し、数ヶ月飼養したのち、肥育素牛として家畜市場などに出荷します。
GROUP 02ビーフ部
生産管理
家畜市場などから導入した肥育素牛は、大谷津牧場、黒田牧場、富岡牧場および4箇所ある預託牧場で26~28 ヶ月齢まで肥育し出荷します。独自の飼料設計、飼養管理プログラムに基づき、多くの肉牛を飼育し、安心安全で美味しい牛肉を安定的に供給できるよう日々努めています。
また、屋根が高く風通しの良い牛舎や飼槽の形態を工夫するなど施設・設備の充実により、牛のストレスが軽減されるようになっています。作業面では、各部門の緊密な連携や大型重機の導入などにより、効率化、省力化が図られています。
GROUP 03地肥管理部
堆肥管理
乳牛および肥育牛の牛舎から排出される生糞堆肥は、堆肥舎へと搬送され、バンカーに積まれます。
バンカーの床下にはブロアーが設置されており、積まれた堆肥に空気を送り込むことで好気性発酵を促します。
最大で80度まで温度が上がるため、殺菌処理をしながら水分を飛ばし良質のサラサラした堆肥を生産します。
生産した堆肥は、自社工場で袋詰めし販売業者への卸しや、ホームセンター、園芸店に販売されます。
また、一部の堆肥はオガクズを混ぜて敷料とし牛舎に還元することや、デントコーンの生産圃場へ肥料として散布されるなど、環境面に配慮した循環型体系をとっています。
GROUP 04飼料原料部
配合飼料
当社では牛の健康・肉質・乳質の向上を目標に掲げ独自の配合設計によるTMR(混合飼料)を給与しています。また、季節に応じて配合割合の見直しを行い健康管理に注意しています。
粗飼料・単味飼料
乾牧草はアメリカ・カナダ・オーストラリアから輸入しています。現地で検品を行い、品質を確認しています。単味飼料については食品粕類などを使用し肉質・乳質の向上に努めています。
GROUP 05管理部
業務内容は、決算会計、人事、福利厚生、庶務及び個体成績等データ管理、各種書類管理、社内行事の企画・運営など多岐にわたります。
各部門におけるコスト低減のための制度事業や各種補助金活用の紹介、税務対策等、運営全般に目配りを行い、ISO9001・14001のマネジメントシステムに取り組みコンプライアンスの徹底を図り健全な職場づくりをすすめております。
更に、部門間が効率的でスムーズに連携するよう情報伝達、物品資材取次等のバックアップも行うサポーターとしての役割も担っています。